EDの治療薬には、主にレビトラ・シアリス・バイアグラの3つがあります。治療薬の種類によって効果の高さや持続性などは異なるため、使用を考えている方は、各治療薬の特徴を掴んでおくことが大切になるでしょう。
以下は、効果が現れるまでの時間と持続時間の比較表です。
また、治療薬によって食事による影響も変わってきます。シアリスは食事の影響をあまり受けない治療薬とされていますが、バイアグラは影響を受けやすい治療薬であるため、食前や食後2時間後に服用することが望ましいとされています。
レビトラに関しても、バイアグラほどではないものの食事の影響を受けることがあるため、服用するタイミングには注意が必要です。
効果の高さについては、レビトラが比較的高いとされています。バイアグラで効果が現れなかった方でも、レビトラの服用で効果が現れたといったケースが見られます。
各ED治療薬の特徴を先に記載しましたが、効果や持続時間には個人差があることも忘れてはいけません。
ED治療薬は、人によって効きやすい薬とそうでない薬があります。
また、副作用についても個人差が見られます。
自分にぴったりのED治療薬を探すためには、まずセルフチェックを行うところから始めてみましょう。
EDには、EHD(Erection Hardness Score)と呼ばれている5段階の指標があります。これは勃起の硬さを表す指標であり、セルフチェックでEHDを判断することによって、ED治療薬を選びやすくなります。
以下は、EHDの段階の目安です。
陰茎の硬さを判断することが難しい場合には、食べ物の硬さを目安にすると分かりやすいとされています。
各グレードの硬さの目安は、
となります。上記を参考に、自分がどのグレードに当てはまるのかセルフチェックしてみましょう。
上記のセルフチェックだけでは、自分にぴったりのED治療薬を見つけることが難しいケースもあります。
ED治療薬選びでは、勃起の頻度や陰茎の硬さだけでなく、EDの原因や体質なども考慮することが大切になるためです。
したがって、ED治療薬選びで悩んでいる場合には、専門の病院で診療診察を受けることを考えてみましょう。
病院では、最初に問診を受けるところから始まります。
問診から具体的な症状・原因・適した治療法が見つかることもあるため、問診では全ての質問に正直に答えるようにしてくさい。
それぞれのED治療薬には、併用禁忌薬(併用すると副作用などのリスクが高い薬)があります。
したがって、何らかの病気を患っており、日常的に薬剤を服用している方は、特に注意してED治療薬を選ぶ必要があります。そのような方であれば、病院で診療診察を受けることによって、自分にとってリスクの低いED治療薬を選びやすくなるでしょう。
また、専門的な病院では、必要な場合に追加検査を受けることも可能です。追加検査を受けることによって、自分にぴったりのED治療薬を見つけられたという方も少なくありません。
このように、ED治療薬を選ぶ際には、自分の症状や原因、各ED治療薬の特徴をしっかりと把握しておくことが大切になります。安易に服用する治療薬を選ばず、悩んでいる方はセルフチェックや病院での診療診察を考えてみましょう。