早漏治療薬プリリジー早漏治療薬プリリジー

はじめに

早漏治療薬プリリジーは世界初の医療用早漏治療薬です。
発売元は世界的に有名な製薬会社「ジョンソン・エンド・ジョンソン」。ドイツやポルトガルなどのヨーロッパ、ニュージーランド、韓国など世界各地で認可されていますが、残念ながら日本ではまだ未認可です。未認可とはいえ、医薬品副作用被害救済制度※の適用外なだけで、輸入許可を得た医療機関であれば処方が可能です。

※医薬品を適正使用したにも関わらず、副作用が起き健康被害をこうむった場合に、医療費の補助を受けることができる制度

早漏治療薬プリリジーによる早漏治療とは?

早漏治療薬プリリジーは内服薬です。
その効果ですが性行為の前に内服しておくことで、射精までの時間を長くさせ、早漏を防止するというものです。
薬剤の分類上は短時間作用型のセロトニン再取り込み阻害薬です。
セロトニンとは生理活性アミン、インドールアミンの一種で、ノルアドレナリンの分泌を抑える機能を持っています。
ノルアドレナリンは交感神経の働きを活性化する伝達物質で、脳が射精せよという指令を出すのに必要な物質です。
つまりセロトニンが多く、ノルアドレナリンが少ない場合、射精を起きにくく、逆の場合では射精が起こりやすくなります。
セロトニンの分泌量の大小は遺伝子レベルの決定要因であり、もともと日本人は劣勢です。つまり早漏になりやすい民族なんですね。
話はそれましたが、プリリジーの使用により、セロトニンの優位性を体内で保てるようにして、射精が来るのを遅らせる。それがこの薬剤の効果です。
抗鬱剤も同じようなメカニズムなので早漏治療に使われていましたが、副作用があるため利用が避けられつつあります。

プリリジーによる治療の流れについて

プリリジーでの治療を受けたい方は、まず医師に早漏について相談することから始めましょう。
プリリジーは個人輸入などでネットでも購入できますが、自分に効果があるかどうかも分からない薬剤を勝手に飲むのはリスクが大きいです。
プリリジーを内服すれば、射精までの時間を延長、男女の性行為のタイミングの不一致を改善、性行為に対する満足度の上昇を得ます。

早漏治療薬プリリジーによる治療効果

実際の臨床データによると、
被験者の5,000人、プラシーボ効果を踏まえた結果を見ても、射精までに至る時間において、1分以上の上昇が認められます。
改善効果を見ても軽度の改善で27%、中程度の改善は20%、顕著な改善効果が認められたケースは10%にも上り、全体で半数以上の方に効果が認められています。
広く効果は認められ、かつ副作用もほとんどないことから早漏治療に重宝するのがこのプリリジーと言えるでしょう。
服用の注意点は決められた用量を服用し、多めに飲もうとしないことです。24時間で1錠(30mg)、薬効がないときは2錠まで増やせます。
1日1錠で4週間、あるいは最初の6錠でいずれも効果が無かったときは服用を止めましょう。
また他の薬剤と同様にアルコールとの併用はXです。

費用の目安

処方してくれる病院で異なりますが1箱(3錠)で1万円前後が相場です。

まとめ

薬自体にお金がかかるものの、一度服用し、効果があれば気軽に続けられるので、人の目が気になる方には最適な治療方法です。

早漏についてTOP

ページトップへ戻る