バイアグラバイアグラ

バイアグラのジェネリック

バイアグラのジェネリック医薬品は存在します。バイアグラはファイザー製薬によって特許登録が行われていたものの、2013年に物質特許が、続いて2014年に用途特許が終了したため、ジェネリック医薬品が他の製薬会社から発売できるようになりました。
実際に販売されているジェネリックは「東和薬品株式会社」のOD錠のほか、「株式会社陽進堂」「キッセイ薬品工業」「武田薬品株式会社」など現在では国内10社以上の会社が「バイアグラ」のジェネリック医薬品を販売しています。

バイアグラ≠シルデナフィル

バイアグラとシルデナフィルは混同されがちですが、バイアグラは製品名、シルデナフィルは成分名のことを指しています。
バイアグラという名前はこの薬を開発した「ファイザー製薬」が所有しているため、たとえ薬効が全く同じ製薬でも名付ける使うことができません。ジェネリックを開発した各社は、オリジナルの名前を製薬につけています。
ただ一方で、薬効や有効成分はバイアグラと同じですので、バイアグラと同じ薬効、有効成分=シルデナフィルを表記する必要があります。
シルデナフィルという表記があれば「バイアグラのジェネリックである」と認識できますから、これを処方する医師、薬剤師の把握がしやすく、処方時に迅速に対処できるようになっています。
ジェネリック医薬品の価格はバイアグラよりは安く設定されていて、バイアグラ50mg 1錠で1,500円に対し、たとえばキッセイ薬品工業から販売されている「シルデナフィル錠50mgVI」は1錠あたり1,000円と、500円も安くなっています。

バイアグラは通販で買える?

バイアグラも、バイアグラのジェネリックも基本的に通販では購入できません。日本では、医薬品は医師の処方がなければ販売ができないためで、法律で禁止されています。
インターネットで通販サイトを見かけることがありますが、これらは個人輸入によるものであり、100%正規品である保証がありません。
もし出回っている偽物がバイアグラと称して販売されていて、それを購入して副作用が出て健康被害に遭われても「自己責任」になってしまいます。インターネット上で販売されている"バイアグラ"の実に半分以上がこうしたニセモノであると言われており、注意が必要です。

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