シアリス

シアリスのジェネリック薬品は存在します。ただし、日本の製薬メーカーは販売していません。日本で手に入るシアリスのジェネリックは海外で作られた医薬品を処方している病院を探す必要がありますが、残念ながら2015年現在、厚生労働省に医薬品としての承認を得ていないため、医師の処方は受けられません。インド国内だけの承認となります。
ちなみにシアリスの基本情報ですが、バイアグラと同じく、日本で商標登録されている医薬品名で、日本新薬が販売しています。有効成分はタダラフィルです。

タダラフィルを有効成分とするジェネリック医薬品を販売しているメーカの一つに、インドの Ajanta Pharma社の「タダリスSX」という医薬品があります。またこちらの会社ではバイアグラのジェネリック医薬品である「カマグラ」という製薬を販売しています。

もともとシアリスは長時間薬効が続く製薬として知られています。
最長で36時間の効果、10mgでも最低24時間の作用があります。ただし、バイアグラやレビトラと同様に、性的興奮を増長させたり、射精後も性欲が持続するといった効果はありません。

バイアグラと同じく、シアリスのニセモノも多く出回っています。またシアリスのジェネリックであるタダリスも正規品とともに、ニセモノが多く出回っています。
たとえその「ニセモノ」が本物と同じ効果があったとしても、購入はもちろん服用もオススメできません。副作用の健康被害が出たときに、そのリスクヘッジができないからです。
特にここ数年は輸入された医薬品を服用し、健康被害が出るケースも多く、結果的に通院・療養のため多額の医療費の支払いが必要になるという可能性もあります。
人に見つからないようにこっそり買ったことで、逆に事態を悪くし、肉体的にも精神的にもダメージを負うということにならないよう、医師の処方を受けた薬剤の利用を強くオススメします。

日本ではいわゆる先進7ヵ国の中で唯一、ED治療薬に保険適用がない国です。端的に言うと、EDは病気として認められていないということです。シアリスだけでなく、バイアグラ、レビトラも保険の適用はありません。