プロステーシスプロステーシス

誰でもできる?

正式には陰茎プロステーシス移植手術と呼ばれます。こちらは誰でも受けられるわけではなく、いわばED治療における最後の手段です。
他のED治療(薬剤含む)でも効果が無い、そもそもこれ以外に手段がない、そういったケースのみ治療が可能です。

どこでやってもらえる?

専門病院での治療が必要です。厚生労働省に承認を受けている陰茎プロステーシスは3種類、作用の方式は大きく分けて2種類です。
棒のような形になっているノンインフレータブルタイプは曲げ伸ばし可能で、使用時には真っ直ぐのばし、普段は折り曲げておくことができます。
インフレータブルタイプは水とポンプを利用し、血液による勃起と同様に水を移動させて疑似的な勃起状態を作り出します。
いずれの器具も、陰茎への埋め込みが行われるため、装着している限りはいつでも勃起状態を作り出すことができます。
長期的な症状の解消が期待できる反面、手術した後は1~2か月の療養が必要※なこと、自然な勃起状態を取り戻すことは不可能になること、器具の劣化や故障による再手術の可能性、感染症の発症リスクなどがマイナス面として存在しています。

※日帰りで行ってもらえる病院もあります。

保険は利く?

陰茎プロステーシス手術には保険適用はありません。他のED治療と同じです。

値段の目安は

保険適用のない100%患者負担の手術ですから、高額です。
ただし日帰りで行ってくれる病院なら入院費がかかりませんからその分安くなります。目安は10万円から、上は100万円といったところが相場です。範囲が広いのはインフレータブルタイプとノンインフレータブルタイプの方式の違い、手術を受ける病院の違い、入院日数の違いに影響を受けるためです。

年齢制限はある?

年齢制限はありません。80歳を超えた方でも手術を受ける人もいます。

手術を受けた人の感想

手術を受けた方の感想はいつでも勃起でき、性交ができ、射精もできるということから、おおむね満足という声が上がっています。
しかし一部では、若い時(往時)と比較した場合の陰茎の元気のなさ、細さ、人工的な冷たさなどの不満の声も上がっています。
また射精機能はまだあるにもかかわらず、勃起しないために射精できなかった方にとっては満足度が非常に高い手術と言われています。

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