身体性による早漏身体性による早漏

はじめに

こちらでは精神的な問題が引き起こす早漏ではなく、身体的に何らかの疾患、その他理由によって早漏となってしまうケースを説明します。

身体性による早漏とは

身体性による早漏には大きく分けて2種類、過敏性早漏と衰弱性早漏があります。
過敏性早漏とは物理的な刺激に対して慣れていない、もしくは刺激に対して過敏すぎるため、射精に至るまでの時間が極端に短くなったりするケースを言います。
一方、加齢による早漏は衰弱性早漏といい、主に射精管閉鎖筋と呼ばれる筋肉の筋力低下によって引き起こされます。
過敏性早漏は刺激に対する興奮が大きくなればなるほど早く射精を迎えるなど、精神的な早漏と共通する特徴もあります。
しかしこちらの場合は包茎を伴っているケースが多く、包茎によって外部刺激から守られている亀頭が、性行為の時のみ露出するため刺激に弱くなるため、射精が早くなるからです。
一方、衰弱性早漏は加齢による男性ホルモンの減少と関連して起こります。
男性は身体のメカニズムとして、加齢によって男性ホルモンの分泌量が減り、若い時には十分な勃起や持久力を誇っていたケースでも、精力そのものの減退が起き、十分な勃起ができなくなったり、射精をコントロールできず早漏になったりします。

身体性による早漏を引き起こす要因と改善方法

身体性による早漏を引き起こす要因は主に以下の通りです。

・包茎
・射精をコントロールできない
・疾病
・勃起力の低下

ではこれらに起因する早漏をどのように改善していけばよいのでしょうか

・包茎


外からの刺激を受けた場合、脳よりも先に身体が反応し、脊髄末端の射精中枢が興奮し、脳による射精のコントロールが可能になる前に射精してしまうのが、過敏性早漏の特徴です。 いわば亀頭の神経が非常に敏感になっている状態ですので、刺激に対し、鈍感とは言わないまでも「敏感になりすぎないよう」な状態にしておくことが大切です。 刺激を感じるのは神経ですから、その神経に刺激になれさせなければいけません。包茎の場合はさらに亀頭が露出していないためにさらに過敏になりますから、そのあたりをいち早く解決するのがポイントです。 仮性包茎の方はなるべく普段から亀頭を露出させておく、真性包茎のかたは包茎手術がベストです。仮性包茎の方も気になる場合は医師への早目の相談と、手術も視野に入れながら改善を進めていきましょう。

・射精をコントロールできない


射精管閉鎖筋の筋力低下が招く早漏は、本人の意思に関係なく、おしっこが漏れるかの如く射精してしまう症状です。 しかもオーガズムに達する前なのでやっかいなのです。 性器自体の衰えも同時に起きるケースが多く、複合的な原因となるため医師の相談が不可欠です。 若い時にはなかった射精にまつわる症状がでている場合は病院へ行きましょう。

・疾病


前立腺の炎症や慢性尿道炎、尿道感染症などが原因で性機能の低下、早漏になるケースもあります。 こういった場合は医師の治療を受けて改善するほかありません。ほおっておくと性行為自体に支障をきたすことも考えられるため、症状や調子の悪さを感じたらすぐに病院へ行きましょう。

・勃起力の低下


男性ホルモンを含んだクリームや軟膏を睾丸やペニスに塗りこむ、もしくはバイアグラなどの勃起改善薬を服用するなどの方法があります。しかし勃起は満足にできるものの、早漏は変わらずという人も中にはいらっしゃいます。 その場合は病院へいき、医師に悩みを相談されるとスムーズにいくでしょう。

まとめ

身体性早漏の原因は身体器官にありますが、なかなか一人では原因の見つけにくいです。さらには放置しておくとより悪化したり、性行為ができなくなってしまう恐れもあるので、早目に医師の診察を受けるようにしましょう。

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